外反母趾を軽く見ていると痛い目にあう
のっけからお見苦しい写真ですみません。
でも、外反母趾ってホントキツい。
外反母趾でデザイン重視、特に先の尖ったタイプのパンプスとか履くと足の親指や小指の付け根に負荷がかかっている状態のため、接客業等の立ち仕事の場合3時間ほどすると靴ずれを起こし、更に時間が経つと皮が破け、靴の内側に皮の剥けた部分が当たって痛いのなんの。
おまけに負荷のかかっている親指や小指の付け根が万力で締め上げられているように感じられ、歩くのも容易じゃない状態に。
そんな場合はどうするか。
冗談はさておき、考えられる対処方法としては下記のようなものがあります。
【考えられる対処方法】
対処方法1)靴ずれ防止用のパッドを足に貼りまくる。
これは皮が剥けるのをある程度防ぐ効果はありますが、親指や小指の付け根にかかる負荷はさらに大きくなるので、帰宅時にはまともに歩くのが難しい状態に。
上の写真も、実は出勤前に下の写真のように靴ずれ防止用パッドを親指や小指に貼りまくってましたが、帰宅してパッドを外すと小指の皮が破けていました。
対処方法2)スニーカーなど履きやすく靴ずれしにくい靴の色を黒に近い色にする。
これは勤務先が許可してくれるなら使える方法。
スーパーマーケットなどカジュアルな雰囲気の職場なら、大目に見てもらえる事も。
(実は私、右足の親指を深爪してパンプスが履けなかった時に、しばらくこの方法でスーパーマーケットの売り場で黒のデッキシューズ履いて勤務してました)
対処方法3)羊革など柔らかい革のローヒールパンプスに替える。
これは親指や小指をあまり締め付けないのである程度の効果がありますが、それでも長時間履いていると足がむくんでくるので、終業時間前にはキツく感じます。
対処方法4)【冬場はオススメ!】ローヒールのショートブーツに替える。
特に冬場、パンツスタイルでの勤務なら目立たないので、勤務先からの文句もほとんどない方法です。
ブーツならパンプスのように足指の付け根やかかとで踏ん張って脱げ落ちないように気を遣う必要もないため、柔らかい革製で幅に余裕のあるローヒールのブーツならかなり楽です。
素材感や色は勤務先からとやかく言われるのを避けるため、職場の雰囲気に合わせる方が無難です。(牛革、羊革のようなテクスチュアで、色は黒や紺が良いですね)
注意したいのがショートブーツの場合、歩く際にショートブーツの履き口の部分がすねの正面部分に当たってこすれてしまうこと。
足に合ったサイズのブーツを履くのはもとより、中に厚手のソックスやタイツを履いていればこすれは軽減されるのでお試しあれ。
下の写真はこの間、立ち仕事用に購入したFitFitさんのシフォンブーツ。
革が柔らかくローヒール。履いてからしばらくは他のパンプスを履いた時に感じていた親指と小指を掴んでグッと締め付けられる感が全くなく快適です。
履き口は革が薄いのにやや硬いので、こすれ防止に厚手の靴下かタイツで対策が必要です。
(下記、2020年末から2021年年初の立ち仕事後のレビューを追記)
しかし、8時間近く履いているとさすがに小指に圧迫感を感じ、帰宅後見てみると右足小指が他の指と比べて赤くなって痛かった(それでも他のパンプスよりはるかにマシ)ので、足指の変形が酷い部分には靴ずれ防止用パッドを貼るなどの対策が必要です。