高額の買い物ほどクーリングオフ期間には要注意!
考えに考えて買うと決めた高額の商品やサービス。
でも、購入契約を結んだ後で、やっぱり止める!となったら。
そんな時にはクーリングオフという手が。
特定商法取引のクーリングオフは、契約書面を受け取った日を含めて8日間または20日間(訪問販売や電話勧誘販売、エステや語学教室、訪問購入は8日間、マルチ商法やモニター商法は20日間)内に、販売会社や分割払いを使用している場合は信販会社にもはがきや封書の書面で通知すれば、契約を解除できる、というもの。
クーリングオフ通知の効力は、発信した日(郵便局で消印を捺された日)が期間内であれば有効。
土日に受け付けてもらえる郵便局の窓口は?
高額な商品やサービスを購入する時によく検討してから決めよ、とはよく言われますが、訪問や電話の販売員の話につられて、というのは誰にでも起こりうる事なのだと今回実感しました。
話を戻して、土日にクーリングオフ通知の書面を送らなければならない場合、土日でも受け付けてくれる郵便局の窓口に、はがきや封書のクーリングオフ通知を持って行く必要があります。
それは、「ゆうゆう窓口」のある郵便局です。
ゆうゆう窓口でのクーリングオフ通知の出し方
「ゆうゆう窓口」は郵便局窓口の取扱時間外に保管郵便物の受け渡しや切手などの販売を行っている窓口で、ここでクーリングオフ通知の受付をしてもらえます。
封書の内容は証明されない一般書留や速達、封書の内容を証明する内容証明郵便も対応してもらえます。
しかし、内容証明郵便は郵便局、差出人、受取人用に3通同じものを用意しなければならない、文字数の制限がある、封筒に記載された差出人と書面記載の宛先が一致している必要があるので注意!
文字数は下記の制限がありますので、Wordなどのソフトで作った時は、文字数確認機能を使って文字数を確認しておきましょう。
縦書き | 1行20字以内、1枚26行以内 |
横書き | 1行20字以内、1枚26行以内 1行13字以内、1枚40行以内 1行26字以内、1枚20行以内 |
ゆうゆう窓口で1通分内容証明をしてもらうのに、他の利用者がほとんどいない状態でも30分ほどはかかりますので、当日他の用事がある人は朝早めに窓口に行きましょう。